結局、今RAIDカードを買うなら何がいいんでしょうね・・・誰か教えて・・・。
ことの始まり
ファイルサーバを新造するにあたり、最新のRAIDコントローラーを探したのだけれども、ない。何故かない。恐らくというか間違いなく、Broadcomの飼い殺しに遭っているMegaRAID、と言えるだろうか。だからといって、今まで使ってきたmegaraid、コマンドもそこそこ覚えているし、挙動もなれているから出来ればMegaRAIDを使いたい。すると、dellで9460-16iが売っていた。売っていると言うことは現役に違いない(記憶がただしたければ、2017年くらいに発売された筈なんだけどさ・・・)。
で、購入に至る。8iでも良かったのだけれども、9450はキャッシュが効かない仕様だったはずなのでやむなくという。
認識しない
megaraidは、刺せば認識する手軽さが売りなのだけれども、待てど暮らせどUEFIから認識しない。少し調べると、CSMでBIOSを出せばいいらしいので、CSMを有効にしてレガシーブート。すると、Avagoのブート画面は出るが、いわゆるUIに入るショートカット(この機種だとCTRL+R)が出ない。そう、なんとdellはブートUIを削っているのである・・・。
また、almalinuxが立ち上がってからmegaraidを探しても、デバイスを認識していない。調べると、
「FUJITSU PRIMERGY RX1330 M4」で、大容量な16TBのHDDを4枚使ってRAID10を構成する
嘘でしょって。なんとmegaraid、カーネル標準では無くなったらしい・・・3wareから代々続くカーネル標準だから楽々インストール!がなくなったということ。
優位性皆無じゃん・・・。
作業
まずドライバをインストールする。
Broadcomのウェブサイトより、legacy products>legacy raid controllers megaraid 9460-16iを検索
で、出てきたドライバをダウンロード。執筆時は2022年で更新が止まっている最新になる。バージョンは07.724.02.00-1。
https://docs.broadcom.com/docs/1232743061
どわーっと解凍していって、rhel9_oel9_centos9の中のrpmから、
kmod-megaraid_sas-07.724.02.00_el9.1-1.x86_64.rpm
をrpmインストール。
rpm -ivh kmod-megaraid_sas-07.724.02.00_el9.1-1.x86_64.rpm
次に管理用storcliをインストール。これがはまって、最新はstorcli2しかなく、それだとコントローラーを認識しない。あ、コントローラーが認識されているかどうかは
lsmod |grep megaraid
とか。
lspciだと
01:00.0 RAID bus controller: Broadcom / LSI MegaRAID Tri-Mode SAS3516 (rev 01)
みたいな感じで見える。
ということで、同じページから古いstorcliをダウンロードする。
SAS35_StorCLI_7_23-007.2310.0000.0000.zip
https://docs.broadcom.com/docs/Unified_storcli_all_os_7.2309.0000.0000.zip
インストールは解凍していってLinux内にrpmが入ってるので、それをrpmインストール。
rpm -ivh storcli-007.2310.0000.0000-1.noarch.rpm
これで、
/opt/MegaRAID/storcli/storcli64を実行ファイルとしたコマンドが打てる。
たとえば
/opt/MegaRAID/storcli/storcli64 show all
これでコントローラーを特定して
/opt/MegaRAID/storcli/storcli64 /c1 show
とか。
因みに、LSAというウェブブラウザで管理するやつもある。
https://docs.broadcom.com/docs/008.003.012.000_LSA_Linux_x64
普通にインストールしたら動かなかったので、時間があれば・・。
コマンドについてはstorcliで検索すれば、結構出てくる。
https://www.fanatic.co.jp/report/report-273/
https://ktaka.blog.ccmp.jp/2013/05/megaraidstorcli.html
RAID10で組む場合、以下のようになる
storcli64 /c0 add vd type=raid10 drives=98:0,1,2,3,4,5 pdperarray=2
drivesは、/cX showで出したEID:sltの頭番号とスロットナンバー。pdperarrayは、1アレイあたりのドライブ数。*1
ホットスペアは
./storcli64 /c0/e98/s6 add hotsparedrive
この98は弊環境でのEIDなので、環境で変わります。この場合、コントローラー0のEID98のスロット6をホットスペアにする、です。
確認はstorcli64 /c0 showで、GHSになってればok。
ということで商品はこちら。でもブロードコム的にはレガシー製品扱いなので、今買う意味があるのかと言われるとよく分からない・・・。
ただ、商品にはバッテリーバックアップ用の電池が標準で付属してくるので(商品説明に書いておいて欲しい)、特と言えば特。大体電池が5万くらいするので、本体が15万か。ケーブルは付いてこないので購入。規格はMINI SAS SFF-8643。SATA接続で使ったので、終端がSATAのものを。
*1:PDperARRAY