Case No.5

知りたいことを調べて形にしてみたブログ。

2025年冬にビジネス用途で必要十分なスペックのPCを買うならっていう話

スペック厨は帰ってどうぞ。

2025年冬。Intelの新CPUはコケて、AMDもAM4がサヨナラの時期ですが、皆様何を買われておりますでしょうか。

正直、昨今のPCは、ビジネス用途だと結構なオーバースペックで、何なら簡単なゲーム位動きますよという代物になる。デスクトップではその傾向は強く、今格安PCを買いたいなら、まあ満足いくモノが簡単に手に入るだろう。

今日は、ビジネス用途で購買するならこんなもの、こんな構成だと良いよ、という話を書く。

尚、キーボードマウスモニタは省く。あと、ゲーミングな人は大枚叩けばいいだけなので割愛する。

ノートPCなら

まず現行ノートPC。

何故ノートPCなのかというと、まあデスクトップ離れが久しいからだよね。家の中で使うのに(というか使う場所も机なのに)わざわざ高く付くノート使う意味が分からないけど、世の中はそうらしい。

CPU。快適に使いたいのであれば、CPUの総スレッド数が8スレッド以上であることがマスト。というか、逆に8スレッドを下回るなら、極小PCとか何かフックがあるはず。具体的にはIntelだと、i5-1235Uとか。AMDだと、Ryzen5 7430Uとか。この辺がベースになってくる筈。勿論世代は新しい方が高く、性能も良い傾向にあるので(たまに逆転するけど)、ナンバリングが新しい方がいいでしょう。

※SMTを切った方が~とかそういう一部環境やIntel的世迷い言はナシでね。

次にメモリ。メモリは16GBが最低限であり、必要十分な値でもある。勿論もっと積めばそれなりに恩恵があるけど、積んで何をするのかと、増額分を天秤にかけよう。何故必要かというと、Windows12の暫定スペックで16GBが目されているのと、24H2の時点でメモリの使用量が23H2に比べて増えていることが理由。因みに25H2が実質Windows12と目されているので、第二四半期には詳細な必要スペックが出ているはず。

SSD(HDD)は、500GB近辺~1TBまでで値頃なモノを。ビジネスなら1TBあれば十分すぎるだろう。

そして価格。DELLやHPなら、この辺のスペックだと7万程度からである。

たとえば

Inspiron 15ノートパソコン | Dell 日本

執筆時62000円。この辺で十分なんだよね。ビジネスだから持ち運びも・・・とか言い出すなら、同じスペックでもその分高くなる。で、各社軽いPCを出しているんだけど、結局軽くて壊れないを突き詰めるとパナソニックのlet'snoteが見えてくるので、10万を超えてきそうなら検討することをお勧めする。Intel第10世代なら全然買いの部類。

 

次にデスクトップ。ノートPCでデスクトップと同等のスペックを求めるなら2倍金を払えという言葉があるように、裏を返せばノートの1/2払えば手に入るのが売り。でも今は変に選択肢が無い時代で、出来合いはほぼ無く、BTOになってくるし、それでもオーバースペックな感じ。例えばAMDのRyzen5 8500Gは、パスマークだけでも7430Uの倍。敵わないよね。

で、選択肢としては、DELLやHPで買うのと、今アツいミニPCを買うのと、パーツからくみ上げるの3択かなと。

DELLだとIntel Core i5-12400とか。

最新のインテル プロセッサー搭載のDell Inspironスモール デスクトップ | Dell 日本

だと、メモリ16GB構成で8万丁度くらい。

次にminipc。大抵が中華なので、そこを気にするなら正直買わない方が良いのと、Windowsライセンスがボリュームライセンスだと最終的に無効になる可能性があるので、メーカーは選ぼう。今のところアタリなのは、GMKTEKminisforum

正直、minipcは使っている石からしてノートPCと同じ基準なので、デスクトップといえどもノートと同等程度、中華だから安いという。

その中でも秀逸なのがあって、

だと5万円で6600H、32GBRAM、1TBSSDという破格。ノートだと絶対こんな価格では出せないっていう。モニターを1万で買ってもノートと同価格。凄い。

最後に自分で組む場合。

今組むならば、Intelの13/14世代デスクトップPC用CPUは原則避ける(例のやらかしでIntelの信用は地に落ちている)し、coreultraシリーズもパフォーマンスが出ていない上、ファームが不安定(アップデートでパフォーマンスが下がるなど)なので、そもそもIntelを避けると、AMDで組むことになる。

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でざっくり出してみたところ、

CPU : Ryzen 5 8500G   23500円 
     [ AMD | 性能(PassMark):21,743 | 1スレッド性能(PassMark):3,917 | 6コア | 12スレッド | Ryzen 8000シリーズ | Socket AM5 | TDP:65W | チップセット:A620,B650,B650E,X670,X670E | GPU:Radeon 740M ]

メモリ : CFD W5U5600CS 16G [DDR5 PC5 44800 16GB ] 2枚   11266円 
     [ CFD | 16GB | 2枚 | 合計容量:32GB | DIMM DDR5 SDRAM | 5600MHz  ]

SSD : EXCERIA PLUS G3 SSD-CK1.0N4PLG3J [ブラック]   9943円 
     [ キオクシア | 1TB | 4GB/s | M.2 (Type2280)  ]

マザーボード : PRIME A620M-K-CSM   10980円 
     [ ASUS | AMD A620 | SocketAM5 | MicroATX | メモリスロット数:2 | DIMM DDR5 | RAID:○ | VRM数: | M.2:M key:type 2242/2260/2280 | TDP65W 以上のCPUで利用すると性能が落ちるか動作しない可能性があります。PCIe5.0のグラボは性能が出ない可能性があります。 ]

OS : Microsoft Windows 11 Home 日本語版   14850円 
     [ マイクロソフト |  ]

PCケース : ZALMAN ZALMAN T8   3171円 
     [ ZALMAN | ATX MicroATX Mini-ITX | 2.6kg | 内容積:200x423x394.5mm | 水冷:○ | GPUサイズ:295mm | CPUクーラー高:160mm | 電源規格:ATX | 電源サイズ:140mm ]

電源 : KRPW-L5-600W/80+/REV2.0   6470円 
     [ 玄人志向 | ATX12V Ver2.3/EPS12V Ver2.91 | 600W | 80PLUS認証 STANDARD | 150x140x86mm ]

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合計 : 80180円
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構成概要
Ryzen 5 8500G | メモリ:32GB | SSD:1TB | 電源:600W

やっぱりハイパフォーマンスだし、一番お勧めなのはこれなんだけど、最後は財布との相談だよね。